自社サイト構築

中央システム

2023.10.01

AWSより提供されているAmazon EC2より簡単にウェブサイトを立ち上げることが可能な、Amazon Lightsailでウェブサイトの構築を行いました。
Amazon Lightsail単体での構成ではなく、AWSから提供されている各種マネジメントサービスを用いて、SSL証明書の取得からHTTPS対応などの一連のセキュリティ対策を行いました。

導入前の課題

運用負荷を可能な限り軽減したい

バックアップの自動取得や、SSL証明書の自動更新、ドメインの取得と自動更新をAWS環境上で行うことにより小規模な体制での運用を実現しました。

セキュリティ対策を行いたい

Amazon CloudFrontを用いてのHTTPS化の対応と地理的アクセス制限の設定や、AWS WAFなどを使用してのURLごとのアクセス制限を行うことで、セキュリティ対策を行いました。

導入の詳細

サービスを紹介するような簡易なウェブサイトを立ち上げるにあたり、Amazon LightsailでWordPressのサイト構築を行いました。

立ち上げたウェブサイトに対して、Amazon CloudFrontを利用して、HTTPS化と各エッジロケーションからのキャッシュを用いるようにし、レイテンシーの高速化を行い、AWS WAFを使用して、セキュリティ対策を行っております。

ドメインの取得は、Amazon Route53で行い、SSLの証明書もAmazon Certificate Managerで取得するなど、ウェブサイトの構築に関する各種申請系はすべてAWS上で完結できるようにし、取得したドメインとSSL証明書はAmazon CloudFrontで使用することで、期限が来ても自動的に更新されるようにしております。

Amazon Lightsailで立ち上げたウェブサイトはスケールアップができず、今後アクセス数が増大した場合は、Amazon EC2への移行も視野に入れることが可能です。

WordPressだけではなく、CMSが必要のない静的なウェブサイトが必要な場合は、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)とAmazon CloudFrontを組み合わせて、サーバレスで簡易なウェブサイトを構築することが可能になります。

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